DATE｜H23

PLACE｜大阪府豊中市

CLIANT｜豊中市

CONTENTS｜実施設計

教育施設や集合住宅が集まる地域の防災公園です。マンホールトイレやかまどベンチといった防災施設のほか、隣接する音楽学校との調和を図り、発災時やイベントで活用できるグランドピアノを模したシェルターや、音符の描かれた遊具、音の鳴る遊具、鍵盤を模したオブジェなどを設けました。

全国的に防災公園は機能面に偏り、画一的なものになりがちです。しかし、発災時に最も役立つ防災公園とは、日常的にどれだけ親しまれている公園であるかが重要な要素であると考えました。

野田中央公園では、防災公園としての機能を満たしつつもそうした機能に地域の個性を融合させ、地域に親しまれることで日常にも発災時にも老若男女が集まり、自助・共助が自然と生み出される公園となることを目指しています。