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プロジェクトピックス

梅小路公園シンボル庭園 「朱雀の庭」/京都市
DATE|H4~6
PLACE|京都市下京区
CLIENT|京都市建設局公園緑地部
CONTENTS|基本計画・基本設計・実施設計・施工監理
平成8年度 日本造園学会賞
(京都市梅小路公園:シンボル庭園の設計)

第5回京都市都市景観賞 市長賞
「朱雀の庭」

第4回京都市都市景観賞 市長賞
「緑の館」

2001年 ランドスケープコンサルタンツ協会賞
特別(表現技術)部門 : 最優秀賞
(梅小路公園に関る一連の業務)

平成6年度 日本造園コンサルタント協会賞
特別部門(全国都市緑化きょうとフェアの関連業務)

造園作品選集 1996 掲載


本庭園は、平安建都1200年を記念して整備が進められている梅小路公園のシンボルであり、「森の創出と新しい町衆文化の発揚」という公園全体のコンセプトを表象する空間となっています。
このため、かつて町衆や同朋衆等によって、自由潤達な創作活動が展開された歴史を踏まえてテーマを「婆沙羅から幽玄の世界」としています。即ち、我が国、京都における「藝」の発祥に立ち帰り、世阿弥、光悦さらに淋派に流れる自由でかつ斬新な文化思潮をベースにして、将来の都市・生活空間における自然・緑の在り方を織り込んだ新しい「庭藝」空間の創出を行いました。
従って、休憩・鑑賞に留まらず、展示会、様々な技藝によるイベント、飲食等、現代及び将来の社会・生活における多様な活動に対応する空間構成・意匠を施すとともに、庭園と建築との融合、一体化及び京都の自然をも表象する新しいタイプの庭園といえましょう。
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