日吉ダム周辺環境整備/京都府南丹市
DATE|H3~H13
PLACE|京都府南丹市日吉町
CLIENT|水資源開発公団、他
CONTENTS|基本計画・実施設計
平成11年度 日本建築学会賞
業績賞
業績賞
本業務では、日吉ダムの建設に伴う水源地域3町(日吉町・京北町・八木町)の地域振興と周辺環境の保全・活用を図る「水源地域再建実行計画」と、「地域に開かれたダム」整備計画を策定し、周辺の環境、景観整備、ダム直下流の緑地、ダム湖周辺の休憩スペース、自然学習の場となるビオトープ、原石山自然回復等の計画・設計を行いました。
また、従来のダム周辺の緑地整備にとどまらず、地域振興の拠点となる施設の立地を含め、町のシンボルとなる「新たな地域空間の形成」を基本コンセプトとし、これに基づき風土になじむ環境づくりと、地域の個性を表象する施設づくりとの調和を図ることとしました。
整備後全国的に行われた「ダムの貢献度に関する調査」では、施設はもちろん、環境、景観面で他ダムに比べ群を抜いた高い評価をいただきました。私たちは、この高い評価を維持するとともに、ソフト対策に重点をおき日吉ダムの新たなる展開を図る「日吉ダム水源地域ビジョン」の策定にも携わりました。
計画・設計の過程では、学識経験者(新潟大学 樋口教授)、建築家(團紀彦氏)、発注者及び地元自治体と当社による運営面までも含めた積極的なコラボレーションによって作業を進行しました。その結果が整備された空間の評価につながるとともに、公共事業におけるコラボレーションの画期的な事例として、平成11年度の日本建築学会賞(業績賞)を受賞することとなりました。
また、従来のダム周辺の緑地整備にとどまらず、地域振興の拠点となる施設の立地を含め、町のシンボルとなる「新たな地域空間の形成」を基本コンセプトとし、これに基づき風土になじむ環境づくりと、地域の個性を表象する施設づくりとの調和を図ることとしました。
整備後全国的に行われた「ダムの貢献度に関する調査」では、施設はもちろん、環境、景観面で他ダムに比べ群を抜いた高い評価をいただきました。私たちは、この高い評価を維持するとともに、ソフト対策に重点をおき日吉ダムの新たなる展開を図る「日吉ダム水源地域ビジョン」の策定にも携わりました。
計画・設計の過程では、学識経験者(新潟大学 樋口教授)、建築家(團紀彦氏)、発注者及び地元自治体と当社による運営面までも含めた積極的なコラボレーションによって作業を進行しました。その結果が整備された空間の評価につながるとともに、公共事業におけるコラボレーションの画期的な事例として、平成11年度の日本建築学会賞(業績賞)を受賞することとなりました。