Date｜H21～22
Location｜京都市左京区岡崎法勝寺町 岡崎公園内
Client｜京都市
Types｜基本設計・基本設計・実施計画

「近くて楽しい」動物園をスローガンに、共汗でつくる新「京都動物園構想」が平成21年11月に策定されました。平成22年度には、もうじゅうワールドの実施設計を行いました。

◎近くて安全に観察できる施設
強化ガラス、金網等を用いて、とにかく動物を間近で安全に観察できる施設作りを目指しまいた。飼育される動物も、床暖房、冷風・温風の送付、日陰の設置等、入園者に近寄りたくなるような仕掛けを配置しています。
◎動物の前の滞留時間の延長に成功
施設の併用後、以前の猛獣舎と比較して、動物舎の前での入園者の滞留時間が長くなりました。以前と比較して、動物を間近で見ることができるようになったことが、大きな要因と考えられます。
◎飼育担当者の安全確保
設計上のいちばんの留意事項は、飼育担当者の安全確保です。飼育エリアでは、死角を無くすこと、現在の動物の位置が確実に確認できることを留意しました。鍵のかけ忘れの様な「うっかりミス」を防ぐための電子ロックや警報システムを導入しています。