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プロジェクトピックス

東山動植物園アメリカゾーン実施設計/名古屋市
Date: H19
Location: 愛知県名古屋市千種区東山 東山動植物園
Client: 名古屋市東山動植物園事務所
Types: 基本設計・実施計画
手術棟の新設に伴い、現状の閉鎖的な広場と複雑な動線機能を解消するために改修を行いました。
本計画では、できるだけ現況樹木を活かしながら、開放的な芝生広場を展開する。また既存病棟と、新手術棟、ファミリーハウスへのアプローチをできるだけシンプルなデザインとすると共に、患者が気軽に散策できる小路を計画し、四季を通して楽しめる外構計画としました。
2階の屋外庭園は、入院している子どもたちや看護者がリフレッシュできる空間となるように、色彩豊かな草花を植栽し、見て楽しい、触って楽しいをコンセプトに計画をしました。芝生はより自然に近い人工芝を敷きつめ、素足でも遊べるようクッション性に富んだ素材を選び、オレンジや黄色のゴムチップ舗装を使用して構成しました。

アメリカバイソン、プレーリードッグ、シンリンオオカミ、カナダヤマアラシ、ハクトウワシ等、北アメリカの草原~森林を生息地にする動物を集めた展示ゾーンの基本設計、
実施設計を行いました。
◎既存樹木や地形を活かした施設のレイアウト既存樹木や地形を活かした施設レイアウトとしました。既存の園路は急勾配でしたが、園路勾配は4%未満に抑えるとともに、一部にはデッキを設け、バイソンを横から上から観察できる施設としています。
◎間近で観察ができる
シンリンオオカミでは、二重の金網を用いて、10 センチ先に居る野生動物が、安全に観察できる施設になっています。プレーリードックでは、横穴の中に居る状態や、ガラスの前の動物の姿が間近に見られる施設になっています。
◎飼育担当者と協働作業で進めた設計飼育担当者と協議を重ねながら設計を勧めました。

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